留学生の賃貸契約における海外との違い
留学生の方から見ると、日本の賃貸契約は独特で驚かれることがあります。
本コラムでは、留学生が事前に知っておきたいポイントをお伝えします。
礼金という習慣
「礼金」は、賃貸契約を結ぶ際にオーナー(家主、大家)に対して支払われる謝礼金であり、返金されることはありません。
一般的には、礼金の額は家賃の1~2か月分ですが、「礼金ゼロ」として提供される物件も一部には存在します。
敷金を払う
「敷金」は、家賃の滞納や部屋の壁や床の損傷など、修理費用が発生した場合に備えて、あらかじめオーナーに支払う保証金です。
「礼金」と同様に、賃貸契約を結ぶ際に支払いますが、敷金は必要な修理費用を差し引いた後、残額が返金される仕組みです。
家賃をきちんと支払い、部屋をきれいに使用することで、敷金の返金額を増やすことができます。
更新料がある
賃貸契約の期間が終了し、同じ部屋を引き続き借りたい場合は、契約更新の手続きを行い「更新料」を支払う必要があります。
こちらは敷金と違って、返金されません。
基本的に一人暮らしが多い
海外では家賃の高さなどさまざまな理由から、ルームシェアやシェアハウスといった共同生活が一般的な国もあります。
しかし、日本では基本的に一人暮らし用の物件を借りるのが一般的です。
最近では増えつつありますが、ルームシェアやシェアハウスは依然として少数派です。
連帯保証人が必要
日本で部屋を借りる際には、「連帯保証人」が必要です。
これは外国人だけでなく、日本人でも同じくです。
連帯保証人は、借主が家賃を支払えなくなったり、部屋を汚したり設備を壊したりして修理費が発生した場合、借主に代わって家賃や修理費を支払う責任を負います。
この連帯保証人が用意できないという留学生の方が非常に多いです。
物件のオーナーさんからすると、言葉は通じるのか、ちゃんと家賃を払ってくれるのか、文化の違いから何かトラブルが怒らないかなど、どうしても心配をしてしまいます。
特に家賃の支払いについては、オーナーさんにとっても非常に重要な問題なので、連帯保証人がいないと、賃貸契約を結んでもらえない場合が多いです。
留学生の方のお部屋探しもゼロ賃貸へ
当店では外国人や留学生の方など、入居審査に不安がある方のお部屋探しも得意としております。
連帯保証人が用意できない場合でも、保証会社のサービスを利用することで、入居審査を通過することができます。
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